- その他
- 2024.08.01
開院1年 ご挨拶
本日、2024年8月1日をもって当院は開院1年を無事迎えさせていただくこととなりました。
多くの患者さんやご家族、スタッフ、私自身の家族、その他さまざまな業種の方々に支えていただき1年を乗り越えることができました。大変感謝しています。誠にありがとうございます。
1年の振り返り・反省点
今までは一雇われ医でしたので患者さんのことだけを考えておけばよかったのですが、開業してからはそういうわけにもいかず、医療の傍らいかにしてクリニックを成長させていくかということも考えたりと、今までの住み慣れた世界とのギャップにただただ戸惑うばかりでした。いかに自分が暖かい心地の良いおくるみにくるまれていたのかということを痛切に感じる一年でした。
不安になることも多々ありましたが、もともとが超楽観主義者なので、「まっ、なんとかなるか」の精神で無事に?ここまでやってこられました。
とは言うものの、やはり患者さんを診るだけではない、というのはなかなか慣れず難しく感じます。この点をうまくマネージメントしていくことが2年目の課題だと感じています。
2年目の展望
ただ2年目は少し気持ちにも余裕が生まれてくると思うので、クリニックの成長のために新しいことを始めていきたいと考えています。
ひとつはアレルギーのことやこどもの病気に関すること、育児に関することをテーマにした勉強会の開催です。
特にアレルギーに関しては私の専門分野でもありますので、最新の知見を交えながら皆さんと知識の共有ができればいいなと思っています。
こんな話が聞きたい、あんなレクチャーを受けたいなどのご希望があれば、診察の時などに遠慮なくお声がけください。
私自身、良くも悪くも自分の取り柄はマイペースなところだと思っています。クリニックの成長のために手を加えるべき課題は山積しておりなかなか気は休まりませんが、無理せず自分らしく鈍感力を発揮しながら一歩一歩進んでいきたいと思います。
目指すクリニック像
当院は、「お子さんとそのご家族のことを想い寄り添うこと」をモットーに診療を行っています。
受診していただいたすべての患者さんに「受診してよかった、安心できた」と思っていただけるよう、丁寧な診察を心がけて日々診療にあたっています。
この一年、ゆっくりではありますが受診患者数は増えており大変嬉しく思っています。しかしそれは取りも直さず、お一人に割ける時間が短くなっていくことを意味しており、もどかしさも感じます。それでも限られた時間の中で、真摯に一人一人の患者さんに合った医療を考え提供できるよう努めていきたいと思います。
「謹厳実直」
"つつしみ深くまじめで正直であること"
少々堅苦しいですが、当院のモットーを実践するうえでとても大切な姿勢であり、折に触れてその意味を考えるべき言葉だと思っています。
1年目以上に多くの患者さんに信頼され任せていただけるクリニックを目指します。
2年目の小児科アレルギー科かわむらクリニックにご期待いただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2024年8月1日
小児科アレルギー科かわむらクリニック
院長 川村孝治