アレルギー性鼻炎の治療
鼻水、鼻詰まりは日常生活において、生活の質(Quality Of Life ; QOL)を低下させやすい症状です。
放っておいて症状がひどくなると、副鼻腔炎を起こして頭痛が出ることもあります。
自分にとってアレルゲンが何なのかが分かれば、対策も立てやすくなります。正しい診断・治療に基づいて、快適な日常生活を送りましょう。
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抗原の除去と回避
治療の第一歩です。
ダニや花粉などその人その人のアレルゲンを避けて、暴露される量を減らします。 -
鼻うがい
濃度0.9%の生理食塩水を鼻の穴から流し込んで、鼻全体を洗う方法です。専用の生理食塩水を使うので、痛みがありません(水道水で行うと、かなり痛いです!!)。
ドラッグストアでキットを手に入れることができます。直接鼻の中を洗い流す方法なので、鼻水が多いタイプの人はかなりすっきりします。
注意点としては、鼻水を止める方法ではありません。しばらくしたらまた鼻水が出てきますので、くりかえし行う必要があります。 -
薬物療法
色々な種類があります。
主に鼻水に効くもの、鼻づまりに効くもの、両方に効くもの、また剤型も飲み薬だったり点鼻のくすりだったりなど様々です。漢方薬もあります。
中には効果はあるけれども副作用が強く出るものもあるので、患者さんとよく相談しながらお薬を提案します。 -
アレルゲン免疫療法
比較的新しい治療法です。
色々ある治療法の中で唯一アレルギーを根本的に治してしまう可能性のある治療法です。
詳しくは専用のページをご覧ください。