HPVワクチンのすすめ

小児科・アレルギー科 かわむらクリニック
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2023.10.24

HPVワクチンのすすめ

現在、小学校6年生~高校1年生の女子は定期予防接種でHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンを公費で接種することができます。

HPVワクチンは子宮頸がんを予防するためのワクチンです。

現在、子宮頸がんの原因の8割以上はヒトパピローマウイルスの感染に起因すると言われており、また若年女性(30歳~40歳)での発症率が増加傾向にあります。

子宮頸がんはワクチンを接種することで予防できる確率が大幅に上昇します。

一時期、HPVワクチンの積極的勧奨が差し控えられた時もありましたが、その後の調査で安全性に問題ないことが示されました。

当院でもHPVワクチン接種を積極的に勧めています。

また一時期の積極的勧奨の差し控えによりタイミングを逃した方のために、平成9年度生まれ~平成18年度生まれの女性の方を対象に、令和7年3月末まで救済処置が取られており公費での接種が可能です。

子宮頸がん予防のため、積極的なHPVワクチン接種をお勧めします。

ご不明点などございましたら、是非外来受診にお越しください。